理科読日誌

親子で楽しむ科学の本

『すごい空の見つけかた』

『すごい空の見つけかた』
武田康男
草思社
2009年
¥1,600+税

”みっつん”との生活が始まり、もうすぐ1年です。
妊娠中から、それまでの生活とペースが変わりました。

それまでは、利便性の高い1つ先の駅まで自転車で移動し、一番速い電車で移動、到着した駅で一番階段に近くなる車両に乗車して・・・「時短」「最短」を求め、「効率」を愛して暮らしておりました。
それが妊娠をしてつわりでしんどいときには、すいている車両に乗るようになり、歩くペースがゆっくりになってからは、なるべく急いでいる方たちのご迷惑にならぬよう最後に電車を降りるようになりました。
"みっつん"と移動するようになってからは各駅停車しか停まらない最寄り駅まで、のんびり歩いて移動する機会も増えました。

どちらがいいとか悪いとかいうことではなく、生活が変わって感じていることは、見えるものも変化したな、ということです。
これまでも、空を見ているつもりでした。
珍しい天体現象が予定されている日にもアンテナを張っていましたし、珍しい空模様を写真に撮ったりもしていましたが、最近は「珍しくない空」をじっくり眺める機会が増えたように思います。

「珍しい」というのは、たくさんの「珍しくない」を知っているからこそ成り立つ感覚です。
"みっつん"と一緒に、「珍しくない空」をたくさんたくさん眺めながら、ときどき、この本で紹介されているような「すごい空」に出会えたらいいなと思っています。

 

『みんな、星のかけらから』

『みんな、星のかけらから』
ジーン・ウィリス:文 ブライオニー・スミス:絵 石井睦美:訳
フレーベル館
2018年
¥1,480+税

なんでもできるスターのお姉ちゃんと比べて何もできない妹は、いつかお姉ちゃんのようなスターになりたいと願います。
そんな妹に、おじいちゃんがステキな話をしてくれるのです。

今年の9月に出たばかりの絵本です。
本屋さんで出会ってしまい、表紙のやさしい絵と、内容を期待させるタイトルに即、購入しました。

期待を裏切らない、科学的にも物語としても大満足な1冊でした。

村山斉さんのブルーバックス『宇宙になぜ我々が存在するのか』に通じる内容ですが、子供でも分かりやすい言葉で上手に説明されています。

まだまだ内容は"みっつん"には難しいと思いますが、最近は長めのお話もじっくり聞く時もあり、絵も楽しげに眺めているので、時折読んでいくつもりです。

私もいつかこんなおじいちゃんみたいに話ができるおばあちゃんなりたい・・・。

 

『たこ』

『たこ』
加古里子
福音館書店
2018年
¥900+税

敬愛する かこさとしさんが亡くなって半年が過ぎました。
夏に川崎市市民ミュージアムで行われた「かこさとしのひみつ展 -だるまちゃんとさがしにいこうー」を訪れて、あらためて多くの人がかこさんの絵本を愛しているのだなぁ、と実感してきました。

そんな かこさんの絵本が福音館書店から「かがくのとも絵本」として10月に発売されました。(『たこ』・『だんめんず』・『いろいろ おにあそび』・『ごむのじっけん』・『でんとうが つくまで』・『わたしも いれて!』の6冊が一気に!)
この『たこ』は、1975年にかがくのとも(月刊誌)として出版されたものです。

葉っぱに糸をつけて凧のように上げてみるなんて、とっても素敵なアイディアです。
でも、うまくいく葉っぱをみつけるのは大変。
じゃあ、紙はどうかな?
・・・と、かこ先生の導くままに実験にとりくめる1冊です。

クリスマスプレゼントにしたら、冬休みにおうちにある道具や材料で実験が楽しめそうです。
"みっつん"とお散歩しながら、凧になりそうな葉っぱを探してみたいです。

『みかんのひみつ』

『みかんのひみつ』
鈴木伸一:監修  岩間史朗:写真
ひさかたチャイルド
2007年
¥1,200+税

みかんが美味しい季節になってきました。
今年は猛暑のおかげでみかんが甘いのだと、みかん農家の方がお話ししているのをテレビで見ました。
確かに味が濃くて美味しいみかんに当たる確率が高いように感じます。

"みっつん"もみかん大好きで、皮を剥いていると、期待のまなざしで縦に揺れながら待ちわびる、なんとも言えずかわいい仕草を見せてくれます。

そんな彼は、みかんの写真にどんな反応をするかしら?とこの絵本を読みました。
だいぶ拡大された写真ですが、しっかりみかんと認識したようで、歓声を上げていました。

この写真絵本で、私がお気に入りのページは、みかん一房のツブツブを全てバラしてみたページと、いろいろなみかんの仲間がずらりと並んだページです。
前者は"みっつん"の琴線には触れず。
後者は、食いしん坊のハートをわしづかみだったようです。

一番大きなみかんの仲間、晩白柚をこの冬に食べさせてあげたいなぁ。
どんな反応をするか、今から楽しみです。

公衆電話チャレンジ!

以前、防災関係の本(『東京くらし防災』、『子連れ防災手帖』、『地震イツモノート』)をご紹介したことがあるのですが、いざというときにご自分の生活圏内の公衆電話がどこにあるか、ご存知でしょうか?

先日、”みっつん”と公園にいた時の事。
ご近所のおばあさんが、キョロキョロと辺りを見回しながら通りかかられました。
お話をうかがうと、ご自宅の電話に不具合があり、問い合わせをしたいが公衆電話がみつからない・・・とのことでした。
言われてみれば、たしかに自宅近くの公衆電話など気にしたこともなく、唯一思いついたのが近くの文化センターの中にあるものでした。

それから、気になって”みっつん”とお散歩をしながら公衆電話を探すようにしています。
名づけて「公衆電話チャレンジ!」。
携帯電話の普及に伴い、めっきり減ってしまいましたが、気にしてみると意外とあるものです。

たとえば・・・
◇団地の前の道路
◇とあるコンビニの前
◇神社の境内
◇とある小学校の前

など、普段目にしていても見逃しているものが結構ありました。
大きな駅だと、普段使っている通路にはなくても1本裏側にはあったりもしました。

いざというときに、公衆電話がどこにあるかわかるだけでも少し心強くなりそうです。
もちろん、テレホンカードや10円玉の備えもしておきたいところです。