『てのひら おんどけい』

『てのひら おんどけい』

<再>『てのひら おんどけい』
浜口哲一:ぶん  杉田比呂美:え
福音館書店
2003年

¥800+税

“みっつん”が8か月のころに読んだ絵本を1歳5か月で読み直してみました。
散歩にでかけた”ぼく”が、自分のてのひらで、身近なあれこれの”あったかい”と”つめたい”を探っていく絵本です。

我が家の”みっつん”も二足歩行ができるようになり、散歩の楽しみ方が少しずつ変わってきました。
最近は、朝、公園の木陰のベンチに親子で座って、鳥や蝶などをながめることも増えてきています。

先日も、しばらくは興味深げに鳥を眺めていた”みっつん”ですが、そのうちに飽きてベンチを下り、ひなたのベンチの方へ向かっていきました。
そこで、「あちち!じゃない?」と声をかけてみると、ひなたのベンチに触れてにんまり。
「こっちのベンチはどう?あちち?」と聞いてみると、すたすたと戻ってきて、ひかげのベンチにも触って確認。
どうやら違いがわかったようで、その後しばらくひなたとひかげを行ったり来たりしてベンチの温かさを確かめていました。

8か月のころは、冷たい飲み物を入れたコップで「ひえひえ~」を楽しんでいた”みっつん”ですが、あれから1年経たないうちに、2つのものを比べて確かめてみる、ということができるようになってきたのだなぁ、と感心しました。